インパネを確認する

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買取業者が輸入車の査定を行うにあたって、自動車のコンディションがどうなのかという所はやはり重視します。きちんと走行してくれない自動車を高額で引き取るわけにはいかないからです。
そこで、自動車の査定をする時には、エンジンの状態をしっかりとチェックする傾向があります。実際にエンジンをかけてみて、エンジンのコンディションが整っているかどうかを確認します。そこで、買取業者に査定に出す前に、自分で輸入車のエンジンの状態がどうなのかチェックしておきましょう。しかしこう言われると、自分は自動車に関して素人なので、同エンジンの状態をチェックすればいいのかわからないと思う人もいるでしょう。ただし、素人でもエンジンの状態を確認できる方法があります。それは、インパネをチェックする方法です。エンジンをかけると、メーターの所のいろいろなランプが点灯するはずです。もし自動車のコンディションに問題がないのであれば、少し時間が経過すれば、ブレーキランプ以外の所は停車しているときにはすべて消えるはずです。ところが、場合によっては一部ランプがエンジンをかけた後でもしばらく消えないケースがあります。その中でも、インパネにあるオイルジョッキのようなマークの所のランプが消えないときには注意しないといけません。これは、油圧警告灯を意味していて、エンジン内部に正しい油圧がかかっていない状態にあることを意味しています。
この警告灯が点灯する理由はいくつかのことが考えられます。オイルの量が不足しているから点灯しているケースもあります。その他には、オイルポンプのどこかでつまりを起こしていることで、オイルがエンジン内部にスムーズに供給されていないことが原因である可能性もあります。これは、オイルポンプが長いこと放置されていた結果、汚れていて、そのことがつまりを起こしている可能性があります。これをそのまま放置していると、エンジンにかかる負担がどんどん大きくなりますので、早めに整備に出すべきです。

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