査定をする時に、ただ単に基準を見て算出していくだけでなく、自動車の本当の価値はどの程度なのかということにもウエイトを置いてチェックをしている査定士がほとんどです。このため、自動車の細かなところまでしっかりとチェックして、妥当と思われる査定額を提示します。また査定士も人間なので、感情というものがあります。そこで輸入車の査定を買取業者に依頼するときには、査定士が気持ちよく査定ができるように配慮をすることです。そのためには、自動車をきれいにすることはとても大切です。これはどのような車種の自動車であっても大切なことですが、輸入車の場合国産車と比較して趣向性が高い傾向があるので、なおさらきれいにしておいた方がいいです。
では具体的にどのように掃除をすればいいのでしょうか？別にすべての所をこまごまと掃除する必要はありません。ボディの外観の所とインテリアの所をまずターゲットにして掃除をしましょう。特にホイール周りや下周りの所は、定期的に掃除や洗車をしている人でもノーマークのことが多いのではありませんか？このような所まで徹底してきれいにすることで、査定士の心証をアップすることも可能です。
またボンネットを開けて、エンジンルームのチェックももちろん行います。そこで、エンジンルームの掃除をするといいでしょう。エンジンルームを普段チェックする人は少ないでしょうが、走行中に拾ったほこりやチリ、さらにはエンジンオイルの影響などで、結構内部が汚れている自動車は多いです。エンジンルームがきれいに掃除されていると、査定士もきちんと整備されている輸入車という印象を持ってくれます。このようなポジティブな印象を持ってくれることは、今後の査定の中でも大きなプラスになりえます。またトランクルームの所に、普段使わない荷物をそのまま入れっぱなしにしている人はいませんか？もしそのようなことをしているのであれば、荷物を出しておきましょう。そうすれば、査定もやりやすくなるはずです。